LEVEL5

  • Facebookでシェアする
  • Xでポストする
  • LINEで送る

第一回 マンガ5 マンガコンテスト 継続開催 第一回マンガコンテストの受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

トップへ戻る

「第一回 マンガ5 マンガコンテスト」へのたくさんのご応募ありがとうございました!「マンガ5」の第1回目の開催となった本コンテストは、残念ながら大賞作品の該当なしという結果となりましたが、佳作1作品、チャレンジ賞2作品、奨励賞1名が選ばれました。今回賞を逃してしまった方も、またぜひチャレンジしていただければと思います。※特別賞の名称が「佳作」に変更されています。

佳作 賞金30万円+マンガ5掲載

佳作 ふぅとぎゃくてんのまほう 石山もり
作品を読む

審査員コメント

  • 絵の親しみやすさ、ストーリーに遊び心があって発展性を感じられました。
    魔法を使って人助けをしたい少年と、魔法に頼らず自分の力で成し遂げたい少年、二人の心情の変化がしっかり描かれていました。
    物語のセオリーは押さえられていたものの、「大切なものの大切にしかた」など、セリフの表現は一考してほしいところです。また、魔法の起点となる呪文のフレーズはあってもよかったかもしれません。
  • 設定自体は、王道といってもよいものでしたが、セリフのワードチョイスにセンスを感じます。
    随所でクスッと笑わされたりして。
    物語として楽しく読めました。
    キャラクターの描きこみがしっかりできれば、このパターンでなら「ドラえもん」も目指せるかなーなんて期待も。
  • とてもバランスの取れた作品。
    キャラクターのデザインやページとコマの構成、 道徳的な内容に対してのコミカルなやり取り。
    キャラクター達のお芝居と台詞のセンスも良く、 ストーリーの進行につれての文字情報と作画情報の調節も好印象。
    読みやすくテーマに沿った内容はある種完成されているとも感じますが、最後にテーマに対するアンサーを台詞で表現しているところに「余裕」を感じる分、作品にもっと「刺激」が欲しいとも感じました。
  • 設定やキャラがすごく魅力的。
    一方で物語がいろんな方向に展開し、付いていけない部分も多々あり。
    かなりよいネタなので、物語のネタを絞り込み、見ている人の興味と物語を同調できればもっと良かったです。

チャレンジ賞 賞金10万円+マンガ5掲載

チャレンジ賞 バーチャルアンドロイド:フル 折り鶴
作品を読む

審査員コメント

  • 少女をいたぶるという設定は描き手の性癖が透けて見えるので、正直、好みが分かれます。
    ただ、強い引力が働くのも事実です。読み手の心の奥底にある暗い部分を強く刺激する作品だと思いました。
    メインである少女とアンドロイドの関係性がよく見えず、混乱しました。まだアイデアが練りきれていない印象なので、ゴールの方針を決めて再考してほしいです。
  • 怖くなるような鬱展開でいやな感じを受けることもしばしば。
    ですがキャラクターに対する感情移入度は大きく、主人公に負けてほしくないと、ひきつけられる魅力のある作品。
    ホラーとして昇華し、より怖くする手もあったかもですね。
チャレンジ賞 コンビニ店長ジバニャン 伊地知こぐまモン
作品を読む

審査員コメント

  • 日常で起こりうる状況をギャグマンガとしてしっかりと落とし込めていて『妖怪ウォッチ』のキャラクターを知らなくても そのまま楽しめる内容は素晴らしい。
    登場キャラクターの配置も良く、コンビニという誰もが使う場所で起こる出来事がキャラクターのお芝居とマッチして楽しい。
    作画も内容とのバランスが良く画面構成も面白い。読んでほしいと思う仮想ターゲットが見えるようにも感じます。
    別のエピソードも読んでみたいなと感じさせてくれました。
  • なにしろ完成度が高いと感じました。
    キャラクターのデッサンが少し崩れ気味でしたが、むしろ味わいと感じさせるくらいのデキでした。
    目の付け所も良かったでしょうね。
    もしアイデアが量産できるなら、同じテーマで描いた連載物として読んでみたいなと期待してしまいました。

奨励賞 木目ナナ あやかしや 降臨

編集部コメント

作品としては惜しくも賞に届きませんでしたが、フルカラーでクオリティの高い作品を複数応募いただいたことを評価しました。
ユニークで魅力的なキャラクターがあるので、物語のメリハリとセリフの量や言い回しを意識されるとぐっと評価が上がりそうです。
木目さんの次回作に期待しています!

※奨励賞は、審査の中であらたに設定された賞となります。マンガ5サイト内への漫画の掲載はございません。

総評

  • 全体的には、カンペキ!とまでいたっている作品はなかったものの、なかなか他では見られない作品もあり、意義深く感じました。
    ただ、逆転の物語というテーマをしっかりと表現していたものは少なかったように思います。
    今後、新しい感性を持った漫画を、この賞を通じて、見出せればと考えています。
  • 第一回目のコンテストにも関わらず、たくさんのご応募をいただき、どうもありがとうございました!
    残念ながら大賞は該当者なしという結果となりましたが、たくさんの新しい才能に触れることができて、編集部一同、とてもワクワクしながら全作品を拝見いたしました。
    次回のコンテストでも、皆様の熱い思いと精魂込められたマンガに出会えることを楽しみにしています!
コンテストの概要はこちら